今回は、こんなお悩みにお答えします。
今回は、やりがいやワークライフバランスなど、理想の転職を実現させる転職軸の考え方についてです。
20代と違い、30代転職は自由度がかなり下がり、思い描く理想実現は難しくなってきます。
しかし、30代の強みを生かした転職軸の考え方を実践すれば、やりがいやワークライフバランス重視の転職は可能です。
記事の内容
- 30代でもやりがいやワークライフバランスを求めていい!
- 理想の働き方を現実にするために
- 理想実現のために徹底的に転職軸を練った結果
- ワークライフバランス重視の企業探しに役立つ!おすすめサイト
この記事を書いた人は
前職はIT大手企業のSEとして平日はほぼ終電、休日出勤もザラという労働環境でした。ワークライフバランスを実現させるための転職活動をした結果、SE→総合職に職種変更しワークライフバランス重視の企業に転職できました。現在は家族との時間も増え、健康的な生活を送っています。
必要に応じて業種や職種を変える選択肢も出てくるかもしれませんが大丈夫です。この記事を読めばブレない考え方を持つことができ、転職成功への道が開けます。
今回は、30代でも理想の働き方を実現させる転職軸の考え方を、SEから異業種&異職種へ転職した僕の体験談を交えて説明していきます。
[toc]
30代でもやりがいやワークライフバランスを求めていい!
一般的な転職市場で求められる像はやる気と熱意を持ち、スキルアップして己を高めていきたい意欲あふれる人です。
でも、正直みんながみんなそうではありませんよね?
人生の時間の100%のうち、80~90%を仕事に割き残りの10~20%をプライベートその他に配分できる人
人生の時間の100%のうち、50~60%は仕事に割くけど残りの40~50%をプライベートその他に配分したい人
様々だと思いますし、どちらの考え方が良い悪いも無いと僕は考えます。
仕事も頑張るつもりだけど、自分の時間も大事にしたいという人のための転職軸の考え方を説明していきます。
30代でやりがいやワークライフバランスを求める転職は“甘え”ではない
30代でやりがいやワークライフバランスを求めるのは決して間違いではありません。
もっと興味のある面白いと思える仕事がしたい!
仕事はもちろん頑張るつもりだがもっと私生活も充実させたい…
こんなことを言っては“30代にもなって甘えてる”なんて言われると思ってしまいますよね。
しかし、はっきり言います。
他人は他人!ほっておきましょう!
どんなに一般的な理想像を掲げたところで、実際に仕事をして人生を生きていくのは他でもないあなたです。
30代だからこそ見えてきた理想の人生の送り方を求めることは決して間違いでも甘えでもありません。
しかし、“甘え”と思われないための相応の説得力は必要です。
仕事に対するやる気はじゅうぶんあることを伝えつつ、どうすれば理想を実現できるかを冷静に順を追って考えていきましょう。
理想の働き方を現実にするために
30代でやりがいやワークライフバランスを求める転職を“甘え”と言われないために、何を考えるべきか解説していきます。
ひとつひとつ確実にやっていきましょう。
転職軸に嘘はないか
30代での転職活動は、転職軸をしっかり作ってからの行動がマストです。
30代転職成功のための転職軸の作り方は、転職成功する人の転職軸の作り方【30代】で説明しています。
しかし、転職軸に偽りがあると理想実現の転職は失敗に終わります。
なぜなら、転職理由のコアな部分の嘘は転職活動の根本が偽りになるため、転職の方向性がまるで変わってしまうからです。
改めて問います。
転職軸は本当に本心からのものですか?
30代はこんな甘い考えじゃいけない…
やりがいや充実がほしいなんて20代じゃないんだから…
そんな考えが一瞬頭をよぎり、一般的な30代転職市場に求められる考え方に無意識に寄せていってはいませんか?
本当はどう思っていますか?
甘ったれた考えでも現実が見えてなくても良いです。
最初はとにかく本心にしたがって洗いざらい書き出してみましょう。
ネガティブな部分や実現可能かも関係なく、本当に考えていること・こうしたいと思っていることを受け入れることから始まります。
あなたの本心を知れたら、次は現実的にどう転職活動に落とし込むか考えていきます。
理想と現実を上手く融合させることが重要
理想を受け入れた結果、現在とは異なる職種や業種にたどり着いたというあなた、諦めるのはまだ早いですよ!
理想実現の転職のために、新たな場所であなたがどう役立つかをシビアに考えることで道は開けます。
具体的にどのように考えるのか、僕の例を用いて説明していきます。
SEは辞めたかったのですが、新しい仕事へのとっかかりのためにSEやIT分野の仕事から挑戦する作戦にたどり着きました。
業界や職種によってはジョブローテーションでSE以外の仕事をやるチャンスも十分にあったからです。
場合によってはSEを続けるという選択は、基本の転職軸をしっかり作っていたので納得して受け入れられました。
-
転職成功する人の転職軸の作り方【30代】
自分にできることを考えるのはスキルの棚卸にもなるので、ぜひやっておきましょう。
仕事において自分はどう役に立つかをで現実的に考えることで、理想実現はどんどん近づきます。
理想実現のために徹底的に転職軸を練った結果
今回の考え方で転職軸を徹底的に練った結果、僕は最終的にほぼ理想通りの転職を果たし、公私ともに充実した生活を送っています。
家族と過ごす時間も格段に増え、あの時勇気を出して理想の転職に踏み出して良かったと心から思います。
あんなに仕事が嫌だ・出世なんてどうでもいいと思っていたのに、かねてから挑戦したいと思っていた仕事に就いたら、結果を出したいという気持ちが沸々と湧いてきました。
本心に従い、理想を求めて転職した結果、ワークライフバランスだけでなく仕事へ熱意とやる気も手に入れることができたのです。
転職成功したあなたの次の目標は何になるのでしょうか?考えるだけでわくわくしますね。
ワークライフバランス重視の企業探しに役立つ!おすすめツール
最後に、僕がワークライフバランス重視の企業を探す際に役立ったツールを紹介します。
キャリコネ
企業の口コミが掲載されたサイトです。
人事や福利厚生、給与など働く際に重要な項目ごとに実際に在籍中or過去に在籍した社員の口コミ投稿を見ることができます。
お目当ての企業の社内の雰囲気はどうなのか、本当に残業が少ない文化なのか(制度が形骸化してないか)などを参考にする際に使っていました。
実際に働いている人の生の声を聞けるので、良い所も悪い所も知れる点が良かったです。
口コミの精度を確認するために自分の会社を検索して見てみたりしました。
注意ポイント
あくまで口コミです。活用する際は、最終的にこの情報が真実か否かを決めるのはあなた自身であることを常に忘れずにいてください。
とはいえ、キャリコネが目視による口コミの検閲やコピー&ペースト禁止などガイドラインをきちんと定めているので、信頼性は高いと言えます。
転職会議
キャリコネと同じく企業の口コミが掲載されているサイトです。
情報が偏りすぎるのを防ぐためにキャリコネと併用で使っていました。
口コミの目視による検閲や不正対策など含め、基本的な内容はキャリコネと変わりません。
注意点も同じく、あくまで口コミであることを忘れずに使ってください。
転職エージェント
企業の確実な情報を聞き出すのはやはりプロから、ということで転職エージェントも活用しました。
エージェントに社風やワークライフバランスの状況について聞くことももちろんありました。
エージェントの個人的な感情が入らない情報なので(その会社でひどい目にあったから悪いことを言ってやろう!とかそういうことは皆無ですよね)、やはり信用度は一番です。
強いて言うならば、良い面ばかりクローズアップされていないか?悪い面はうまい具合にぼやかされていないか?という心配はあります。ここは担当のエージェントによりますね。
僕は企業情報だけでなく転職軸の相談などもしていたので、客観的なプロの意見をくれる頼れる存在でした。
特にこちらの3社は特にお世話になりました。
まとめ:30代でもやりがいやワークライフバランスを重視した転職は可能!転職軸をしっかり練ろう
現実をしっかり見据えて転職軸を考えると、やりがいやワークライフバランス重視の転職が可能になります。
あなたの理想実現が手遅れにならないうちに!
しっかり練り込んだ転職軸をさっそく作り上げましょう!
※この記事は、『監修:夫 構成・執筆:妻』で作成しています。
※記事のわかりやすさのため、夫視点での説明で作成しています。