

今回は、転職活動開始時期にぶつかりがちなお悩みを解決します!
記事の内容
・転職エージェント利用の基本的な流れ
・忙しい人ほど転職エージェントは利用すべき
・多忙な人はこれだけ押さえればOK!転職エージェントの使い方

記事の信頼性
この記事を作成した僕は前職の際、連日終電&休日出勤も月半分以上と超多忙で自分の時間はほぼありませんでした。
しかし転職活動の際、エージェント利用開始からホワイト企業の最終面接まで3ヶ月で到達できました。
今回は、ブラック級の労働環境にありながも転職成功させるエージェントの使い方についてです。
在職中の転職活動で一番ハードな問題は、時間がないことです。
超絶ブラックな環境にいた僕は、平日はもちろん休日もヘトヘトで精力的に転職活動を行う時間をあまり取れませんでした。
新卒のように就活に全力を注げないので効率よく転職活動を行う必要性を感じ、限られた時間をフル活用した結果、1年程で希望を全て満たした理想の企業への転職に成功しました。
この記事を読んでエージェントの使い方のコツを知れば、連日終電で超多忙なあなたも効率よく転職活動を進めることができます。最小限の労力で多くのホワイト企業に出会える確率が格段にアップしますよ。
中途採用枠は採用人数が少なく、募集が始まってすぐに枠が埋まってしまうことも多いので、募集にいち早く気づくことが重要です。(僕は憧れの企業の中途採用募集に気づかず次の募集まで1年待ちました…)
多忙な中でもチャンスを増やすために転職エージェント、転職サイト、企業募集ページなどあらゆる手段で効率よく立ち回りましょう。
今回は転職エージェント利用に焦点を当て、利用の流れと効果的な使い方について詳しく解説していきます!
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転職エージェント利用の基本的な流れ

転職エージェントは、基本的に下記の流れでの利用になります。

1.転職エージェントサービスの申し込み
転職エージェントサービスのサイトにて必要項目を記入し、登録を行います。
1.個人情報
2.職務経歴
3.転職先の希望条件
個人情報は、名前・生年月日・学歴などの基本的なプロフィールです。
職業経歴は、今まで勤めた企業とその期間や取り組んだプロジェクトの概要などを入力します。
転職先の希望条件は、希望する職種や業種・転職したい時期などです。
職務経歴と希望条件はなるべく詳細に記入しましょう。
エージェント会社が職務経歴や希望条件を元にあなたに最も合ったエージェントをつける判断をするからです。
入力内容が多くなる可能性があるので、PCでの入力をおすすめします。
転職エージェントは複数登録がおすすめ!
サイトによって特定業種の求人に強い、大手の求人が豊富といった特色があるからです。
比較検討することで自分では見つけられなかった“ホワイト企業”に出くわす可能性が高まります。
2.エージェントとの面談
登録から約2~3日以内に面談の日時調整の連絡がきます。
面談では、職務経歴や転職理由、今後のキャリア展望などを詳しく伝えましょう。
業界・職種に精通したエージェントがヒアリングし、あなたに合ったキャリアプランを一緒に考えてくれます。
あなたの強み・弱みなどプロの視点ならではのアドバイスがもらえますよ。
下記はエージェント面談でよく聞かれることです。
・転職理由(現職の不満点を含めて)
・職務経歴、スキル
・長所、短所
・希望のキャリア
・希望年収
・希望の転職時期
キャリア展望などが明確でなくてもヒアリングを元に提案・アドバイスをしてくれます。
プロ目線で思わぬ良いアドバイスをくれることもあるので、エージェントには何でも相談してみることがおすすめです。
3.求人紹介
エージェントとの面談後、求人紹介です。
転職エージェントは非公開求人を保有していることが多く、一般の転職サイトでは応募できないような優良求人もたくさんあります。
「あまり応募しないのもエージェントに申し訳ないから…。」と変に気を遣わずにあなたの理想を追い求めましょう。
紹介求人に応募をしない場合は、その理由を伝えることでさらに希望条件に合った求人紹介がある確率が高まります。
4.応募
良い求人が見つかればいよいよ応募です。
職務経歴書を作成し、エージェントを通して応募になります。
職務経歴書はエージェントが用意したテンプレートに沿って作成することが可能です。
効率よく効果的な職務経歴書を作成する方法は後ほど解説します。
応募の際はエージェントからの推薦状も一緒に送られます。この推薦状があることで、一般のサイトで個人的に応募するよりも採用率がぐっと高まるのです。
書類選考の結果はだいたい1週間程度で出ます。
応募の手続きや選考結果など企業とのやり取りは全てエージェントが代行してくれます。
5.面接
書類選考が通過したらついに面接です。
面接日程の調整などの企業とのやり取りも全てエージェントが代行してくれます。
転職エージェントによってはプロを用意して面接対策セミナーを開催していることもあります。
6.内定
内定が出たら条件や入社時期の交渉に入ります。
条件交渉もエージェントが全て代行してくれるので、あなたの希望を遠慮なくしっかり伝えましょう!
他の転職エージェントから内定が出ている場合、有利に給与交渉などが進められる確率が高いです。
転職成功の未来のためにも入社決定前に疑問点や不安点といったことも徹底的にクリアしておきましょう。
転職エージェント利用の基本的な流れは以上です。
忙しければ忙しいほど転職エージェントは利用すべき
在職で忙しいあなたは転職エージェント利用がおすすめです!
転職のプロであるエージェントに転職活動を手伝ってもらうことで、履歴書作成や連絡調整の作業量・時間共に大幅に削減され、忙しい中でも失敗しない転職が実現できるのです。
次は、忙しいあなたが転職エージェントを利用する際に押さえておくべき使い方を紹介します。
多忙なあなたはこれだけ押さえればOK!転職エージェントの使い方3つ

忙しい中でも転職エージェントを効率よく利用するための使い方ポイントは3つです。
僕が転職活動を始めた頃に実際にやってみた使い方で、在職で忙しい中でも転職活動のスタートダッシュをかなり有意義なものにできました。
転職エージェントの使い方3つ
- 企業探しを丸投げする
- 書類作成をどんどん手伝ってもらう
- 通過・落選理由をフィードバックしてもらう
僕の実例付きで1つずつ紹介していきます。
①企業探しを丸投げする
企業探しを丸投げした結果、 “良い企業”がたくさん見つかります。
なぜなら、エージェントは転職者仲介のプロ、いわゆる企業とのマッチングのプロだからです。
自分で求人を探す行為ももちろん大切ですが、エージェントはプロの視点から年収などの待遇・スキル・風土などと転職者の希望を総合的に判断し、転職者に合うと判断した企業を紹介してくれるので、求人の“当たり”確率が高いです。
また、企業への質問を仲介してくれるので、興味を持った企業の職務内容詳細などを聞き出してもらうことも可能です。
選考が進む前にミスマッチを防ぐことができます。
- “合う企業”探しに時間を割かなくてよい
- 厳選された求人に目を通すだけ
- 質問仲介を駆使してミスマッチを事前に減らす
これだけで転職活動のかなりの時短になります。

この2点で転職活動のハードルがぐっと下がり、「良い企業が見つかるかも!」という期待感が生まれ、モチベーション維持につながりました。
在職中の転職活動に一番時間を割かれるのは自分に合った求人探しなので、仕事が忙しくて時間が取れない人は企業探しをエージェントへ丸投げしてしまうのもひとつの手です。
②書類作成をどんどん手伝ってもらう
必要書類の添削をしてもらうことで充実した履歴書・職務経歴書になります。
なぜなら、転職仲介のプロであるエージェントの視点で盛り込むべき内容・省くべき内容を判断してもらえるからです。
エージェント側が用意したテンプレートを使い、スキルやアピールポイントを明確に記した書類が作れます。
自分で企業を探し応募をする際も使いまわせるので、プロのアドバイスで徹底的に作り込んでおくと後の転職活動がとてもラクになります。

結果、能力とアピールポイントが明確な書類がとても見やすい書類が出来上がりました。
エージェントの添削が入ることで書類作成にかける膨大な時間を削減し、最短で効果的な履歴書・職務経歴書が作成できるので、積極的に手伝ってもらいましょう。
最初の作り込みの際に一気に労力をかけると後々とてもラクですし、自分で探した企業に応募する際も使いまわせます。
③通過・落選理由をフィードバックしてもらう
面接の通過・落選理由をエージェント経由で教えてもらい、改善できます。
なぜなら、エージェントは転職成立者の想定年収の何割かが報酬となるので、転職を成功させたいからです。
エージェントは、選考通過率をアップさせるための改善点などを教えてくれます。

「何がダメだったのだろう…。」と理由がわからず落ち込む時間が無い点が良かったです。
面接の通過・落選理由を教えてもらうことで、落ち込むことなく次の面接までに何を改善すべきか明確にわかり、対策の時間が最小限で済みます。
面接官からの印象やどのように質問を掘り下げるべきか等、積極的に尋ねて改善点をより明確にすることが重要です。
→この3つを重点的に実践した結果
エージェント利用開始から3ヶ月で超ホワイト企業(風土や待遇面ばっちり)の最終面接まで到達できました。
面接もお互いの条件確認といった内容で内定ほぼ確実でしたが、私は選考を辞退しました。
開始からトントン拍子で進んだことに舞い上がってましたが、“そもそもの転職の目的=一番大事な部分”で妥協しているのではないか?と感じ始めたのです。
僕は、転職エージェントとの面談で転職先の希望など嘘は付いていませんでした。
しかし、「ブラック環境から抜け出したい」「ホワイト企業に勤めたい」という2点だけで明確なビジョンを持っていると勘違いしていたことに気づきました。
注意ポイント
例:転職先が『年収はアップし残業も大幅に減るが職務内容は現職と同じ』
→現職の職務内容への不満が転職理由のひとつに入っていたなら転職を後悔する可能性大

「ホワイト企業だったらどこでも良い」は間違いで、“自分にぴったりのホワイト企業”を探すためには転職の目的やこだわりといったブレない転職軸が必要だったのです。
今回のエージェントの使い方はこの軸を持って行うことが非常に大切で、待遇やステータスの良い企業=希望通りの転職先と混同すると大事な部分で納得がいかず、転職を繰り返す未来が待っています。
しかし、譲れない部分=軸をはっきりさせた上でエージェント利用をすれば最短で転職成功がすぐ目の前です。
私が行った軸を明確にする作業法を公開します。
まとめ:転職エージェントを効果的に使ってブラック労働から抜け出そう!

転職エージェントは採用募集に気づくステップをアシストし、採用までの道筋を作ってくれるので、超ブラックな労働環境から多くのホワイト企業への道が開けます。
多忙でも転職エージェントを効果的に使い、他の誰かに見つかる前に“あなたにとってのホワイト企業”を探しに行きましょう。
転職成功はそう遠くない未来かもしれませんよ!
※この記事は、『監修:夫 構成・執筆:妻』で作成しています。
※記事のわかりやすさのため、夫視点での説明で作成しています。