今回は、こんな悩みにお答えします!
転職活動を始めて久々に履歴書を書いてみたら書き方を忘れていてびっくり…。という状況は転職活動の開始早々によく起こります。
特に志望動機欄は重要なのにスペースが狭いことも多く、書き方に戸惑うことがよくありますね。(僕ももれなくそうでした)
しかし、中途採用は採用人数が少ない場合が多いため、履歴書の段階からしっかりアピールできるものを用意するのが必勝セオリーです。
今回は、基本的な志望動機の組み立て方の他に、履歴書の志望動機の書き方を最終選考まで残った僕の実例付きで解説していきます。
この記事の内容
- 志望動機のまとめ方【基本編】
- 履歴書の志望動機の書き方【実例&テンプレ付き】
- タイプ別!履歴書のフォーマット配布サイト
この記事を書いた人は
転職3年目のサラリーマン。大手メーカーSEからエンタメ業界総合職への異業種異職種の転職を成功させました。その他、最終選考まで残ったのはメーカー、大学職員などです。異業種異職種でも勝ち取れる志望動機と履歴書の書き方を伝授します!
テンプレも用意するので、これで選考通過率アップの履歴書が書けるようになりますよ。
それでは見ていきましょう。
志望動機のまとめ方【基本編】
志望動機をまとめる際のポイントについて説明していきます。
そもそも志望動機ってどう書くんだったっけ?と立ち止まった人は、こちらでおさらいしてみてください。
自己分析をする
自己分析をして転職に何を求めるのか(=なぜ転職するのか)をはっきりさせましょう。
転職理由や仕事に求めるものなど自分の一番のこだわりを明確にすると、志望企業が絞り込めて企業分析がグッと楽になります。
- ワークライフバランスを重視して私生活を充実させたい→残業が少なく有給消化率の高い企業
- 国際的に通用するような営業スキルを身に着けたい→海外事業がメインの企業
自分のこだわりを明らかにするには、転職軸を作るのが一番手っ取り早いです。
転職軸は志望動機や自己アピール等あらゆる項目での基礎となるので、転職活動の初めに取り組んでおきましょう。
企業分析をする
志望企業と転職軸との共通点を探していきます。
企業との共通点は志望動機を書く際のメイン材料です。
企業が求める人材はどのような人物かよく読み込み、スキルや経験にマッチする部分を探しましょう。
たとえばSE職の場合…
共通点が多いほどオリジナリティのあるあなただけの志望動機が完成します。
履歴書の狭い欄でも十分存在感を発揮できますよ。
そもそも…
方法がわかっても志望動機が思いつかない!という人の主な原因は、自己分析が甘い故に企業分析が満足にできていないことです。
志望動機の考え方の詳細なプロセスは、転職の志望動機が書けない人の特徴3つ【解決策も説明】にて順序立てて解説しています。
すっきりわかりやすく書くとかそういう以前の問題!という人は、考え方の整理をするところから始めてみましょう!
文章にまとめる
自己分析・企業分析で掘り出した材料を簡潔に文章にまとめます。
冗長なものは読んでもらえないので、伝えるべきことをシンプルに書き出すことが大事です。
書き方の順序としては
- 結論
- 理由
- 具体例
- もういちど結論
この順番通りに書けばスッキリまとまります。
では具体的に書き起こすとどのようになるのか?
次は書き方にフォーカスして説明していきます。
履歴書の志望動機の書き方【実例&テンプレ付き】
志望動機は正確に伝わるように書いてようやく完成と言えます。
履歴書の狭い欄でも十分伝わる志望動機の書き方を紹介します。
PREP法で書く
ビジネスシーンでもおなじみのPREP法です。
P(Point=結論)、R(Reason=理由)、E(Example=具体例)、P(Point=結論)で構成される文章のことを指します。
PREP法で書かれた文章は論理的でわかりやすく、人の頭に入ってきやすいと言われています。
志望動機におけるPREP法は
こうした構成になります。
一度読んだだけで内容がほぼ頭に入るくらいのわかりやすさを目指しましょう。
2、3度読み返さないとわからないものは練り直しです。
【実例】履歴書に書き起こした志望動機
僕が大学職員採用試験の際に、実際に履歴書に書いた志望動機です。
この志望動機で最終選考まで残りました。
これを志望動機PREP法に当てはめていくとこうなります↓
①P(結論)=志望する職種
②R(理由)=なぜその職種を志望するのか、経験を踏まえて話す
③E(具体例)=志望企業の共感ポイント
④P(もういちど結論)=志望職種をふまえた入社後ビジョン
です。
回りくどくなくシンプルな表現にすることに注力しましょう。
ちょっとシンプル過ぎなんじゃないか?くらいで丁度いいです。
広めの志望動機欄の場合は、②・③あたりをより具体的に書くと良いでしょう。
文字数は200~250字を目安にします。
狭めの志望動機欄だとスペースが全部埋まるくらいの文字数です。
履歴書に書く志望動機テンプレ
志望動機を書く際のテンプレートを用意しました。
埋め込んでいくだけなので、簡単に完成します。
埋められたらこのまま履歴書に書き出せばOKです。
あっという間ですね!
タイプ別!履歴書のフォーマット配布サイト
履歴書の無料フォーマットを用意しているサイトを紹介します。
自宅で印刷可能だと夜中に履歴書を書き損じても安心です。
手書きで履歴書を書く!という人もパソコンでお手本を作っておくと書きやすいですよ。
現在、履歴書には様々なフォーマットがあります。
企業側の指定がない限り、どのフォーマットを使っても自由です。
- 志望度がかなり高い企業なので志望動機をもっと長く書いてアピールしたい
- 志望動機はまだ弱いが経験、スキルなどのアピールをして書類選考突破につなげたい
あなたのアピールのやり方に合ったフォーマットを選びましょう。
リクナビネクスト
一番シンプルな履歴書フォーマットです。
JIS規格と言って、市販でもっともよく売られているタイプの履歴書の型です。
職務経歴書のフォーマットと併せて、スキル・経歴を簡潔にわかりやすく伝えられる応募書類が作れます。
≫リクナビネクストで履歴書フォーマットを無料ダウンロードする
doda
JIS規格の他に、経歴・志望動機・スキルそれぞれが一番アピールできるフォーマットが用意されています。
あなたのアピールしたいことに合ったフォーマットで企業により熱意を伝えられますね。
転職Hacks
経歴に自信がある人、趣味・特技欄を避けたい人など様々なタイプのフォーマットが用意されています。
履歴書作成時に不安要素がある人は、自分に合ったフォーマットを選んでマイナスポイントを感じさせないものを作り上げましょう。
まとめ:履歴書の志望動機は存在感が命!シンプルで論理的な書き方をマスターしよう
履歴書の狭い欄でも志望動機は十分存在感を出せます。
志望動機の書き方をマスターすれば、あなたも選考突破できる履歴書が簡単に作れるようになりますよ。
さっそく取り掛かりましょう!
※この記事は、『監修:夫 構成・執筆:妻』で作成しています。
※記事のわかりやすさのため、夫視点での説明で作成しています。